つかれています

相変わらず三途の川で船酔い中の、のーみそこねこね疲労コンパイルのおれだが、ちらっと社員が「この建物、出るから止まりたくないよねー」とか「あー、座敷童がねぇ」などと話しているのを聞く。
ん。比喩表現のつもりだったけどおれってほんとに三途の川を渡ってるのか……と視線を落とせばきちんと足はある。まあ2017年なんていう時代に幽霊といえば足がないというのも時代錯誤かもしれん。死後も働かされるナントカ地獄ってやつにおれは落ちたのだ……。
と、ふざけているが、さっき言い掛かり的な注意を先輩からされて落ち込んでるから、気晴らしにその会話に混ぜてほしいだけだ。「なんですか! 幽霊ですか洒落怖ですか!」と喜色満面で参加させてほしい。が、件の言い掛かりをつけた、かの人こそがそのトークの中心でアイを叫んだケモノ。おれちゃんはせっせと消耗品を補充していたのでした。
まあ座敷童ならいいんじゃねーかと思った。死神とか貧乏神じゃないならよござんしょ。それにおれはオカルトは楽しむ派で信じる派ではないのだ。おれが挨拶しても微妙に返事が返ってこない、かの人のがよほど怖い。あっはっはっ。と笑っていられたのは昨日のまでこと。
そうです、今日、1人で社内にいたときに視線の端で妙な影を見てしまいました。うっひゃー!
人間、いい加減なもので、そうすると今まで気にならなかった何かしらが立てる音も全てラップ音やらポルターガイストに聞こえてくる。なんだか背中も重いし、唇の端にブツブツができるし、仕事のことを考えるとなぜか憂鬱。でも持つべきものは友人ですね。相談したらこう言ってくれましたよ。
もちろん落ちはタイトルに書いたアレだ!